3/31(土)昼2時公演

 この日はルームメイトも居なくて暇でしたので、一人でManhattanに繰り出しました。あいにくの雨でしたが、無事にGrand Centralまで到着。何度来ても圧巻!な駅ですね。

 
ぐらせん
 
このGrand CentralからTimes SquareまでShuttleに乗って、そしてそこからMajestic Theaterまで歩く…途中に、以前義父に教えてもらったチョコレートショップにより、ちょっと贅沢なティータイム?を過ごしました。
 
めぞんどしょこら
 
 
Rockerfeller Centerにありますこのチョコレートショップ、ロンドンやパリ、東京にも店舗があるようです。ホットチョコレートモンブランでまったり休憩。これからの観劇に備えてしっかり糖分を補給しました。
 
 
Majestic Theaterに向かう途中で色々な広告を発見。
 
気になる
 
個人的にGHOSTとWar Horseがとても気になる…。War Horseは先週映画版を見ましたが、スト―リは中々良かったし、どうやらTony Awardで5冠を果たしているようなのでこれは見るしかないですね!と、言うわけでいつか友人達と見に行く予定です。
 
 
まじぇすてぃっく
 
しばらく歩いた後、しっかりMajestic Theaterに辿りつきました。この私、一人でミュージカルを観劇するのは実は初めてのことで。しかも方向音痴なので辿りつけるか皆に心配されていました。ちゃんと着いてよかった!
会場に入りチケットを見せて、PlayBillを受け取って席に座る。この時のPlayBill25周年記念があった後だったのでデザインが変わっていました。部屋に戻って以前のものと比べてみると一目瞭然です。
 
ぷれいびる
 
左が古い方、右が新しい方。少しかっこよく?なっていますね。今回のPlayBillには、今をときめくAndrew Lloyd Webberのインタビューが載っていました。今ブロードウェイでは彼の作品を3つも上演しているのでそのせいかなと思われます。(Jesus Christ Super Star,Evita,The Phantom Of The Opera)
 
 
そして肝心の内容。
 
Broadwayでファントムを見るのは3度目!この日の席は結構後ろの方でしたが、周りがよく見えてイイかも?とポジティブに観劇しました。
 
キャストは、
 
Christine Daae...Trista Moldovan
Raoul, Vicomte de Changy...Kyle Barisich
Meg Giry..Heather MacFadden
Carlotta Giudicelli...Kimilee Bryant
 
でした。カルロッタ役の方が代役だそうです。
 
怪人は私の大好きなHugh!私が初めてみたファントムが彼の演じていた怪人だったのですが、もうなんといいますかひと聞き惚れしてしまって。色っぽい伸びのよい声に、少し高めな声質がたまらないです。彼はブロードウェイで2人しか居ない、ラウルと怪人の両方を演じた事がある人物。若いころラウルを演じていた画像がホームページに上がっていますが、カッコよくてくらくらしてしまいます。
 
2階の遠くから見ると、1階では見られない姿が見られる!特に感動したのは、怪人がブケーを殺すシーン!2階からだと上の方にある通路で怪人がブケーの首に縄をかけているシーンもしっかり見えます。あと、この日はカルロッタの方が代役だったせいか普段と演出が違っていました。カルロッタの声がカエルに変わってしまうシーン、普段ならカエルの声をカルロッタ役の方自らが出す所、この日はHughが上から「ゲロッゲロッ」と声を被せて、そののち楽しそうに「Hahahaha!」と笑っていて。思わぬファンサービス?でした。あとこの後怪人がシャンデリアを揺らすところも、2階だとしっかり見える。これが観劇の面白い所だと思いました。
 
一幕の終わり、怪人が像の上で泣くシーンで、Hughの悲しげな切ない歌い方から一気に力強く変わる所に聞き惚れ。何度聞いても泣ける…。Hugh、本当にメリハリのつけ方が上手い…。素敵だ…。と、そのまま2幕に入り、Point Of No Returnからは怒涛でした。涙が止まらない!友人はラウル派なのでAll I ask of youが好きらしいのですが私は断然怪人派…というか怪人にぞっこんなのでラウルが間男に見えてしまう…!最後のシーンは目から滝、でしたね。なんて切ないんだ…。
 
劇が終わり幕が下りて、カーテンコール!ブロードウェイではサンクスギビングやクリスマス、春などに乳がんの為の募金をしたりするのですが、今回はオールキャストのサイン入りのポスターを40$で売っていました。あと5ドル、10ドルなどのトートバック、ピンバッチ、バックタグなど!
「セットで15$だよ。お手頃な値段でしょ?」とHughが笑っていて、その可愛さにこっちがきゅんきゅん。あなたの笑顔でお腹いっぱいです!
 
そして彼が最後に取り出した、Persian Robeを着たモンキーのオルゴールのレプリカ。モンキーが出て来た瞬間会場が「Oh~!」という歓声に包まれ、それに対してHughが「I know, I love him too」なんて言うものですからもう。もう! そのモンキー、1公演に1つだけの発売で、シリアルナンバー入り。その後目の前でHughがモンキーにサインして、500$で先着一名販売!をしていました。欲しい…と思ったのですが、さすがに学生の身で親のお金をそんなにポンポンと使うわけにいきません。いつか私が自分で稼いでからにします。
 
とは言いつつ、何も買わない私ではありません。ちゃっかりオールキャストサイン入りポスターを買いました。両手でしっかりと抱きしめながら持って帰りましたよー!
 
ぽすたー
 
全員が銀ペンでサインしてくれていて、Hughは一人仮面の上に黒ペンでサイン。それが素敵!
 
幸せな時間を過ごしました。
 
 
本当は出待ちというものをしてみたかったのですが、昼公演では出てこないだろうなというのと、出待ちをした事がないので勝手がわからないという事でこの日は諦めました。後々聞いてみると、昼公演の後でも色々なキャストが出てくるらしいです。Hughも時々は出てくるとか…。MajesticTheaterはStageDoorの場所が変わっているので、きちんと下調べしなくては、です。
 
今度こそ出待ちしてみせる!