4月16日(月)8時公演

 この日は母がNYに出てきていた為に、普段はいけない夜公演に行ける事になりました。母もいるし時間もあるので、絶対にHughを出待ちしよう!と意気込んで劇場に向かったのですが…。

なんと。この日、Hughは急病と言う事で代役だったのです。

Playbillに挟まっている代役を知らせる紙が普段より立派で、それが切なくて悲しかったです。しかもこの日の席、3列目で右側。今まで私が見た中で一番いい場所で、しかも右側なので怪人が沢山来る方だったのです。なのに代役なんて!それも代役だったのは怪人だけではなかったのです。メグジリー、ラウル、怪人と、メインの3人が代役!こんな事ってあるの?っていう程の代役の多さでした。

こんなに舞台に近かったのに…


この日の役は…

The Phantom...Paul A.Schaefer
Christine Daae...Marni Raab
Raoul...Greg Mills
Meg Giry...Paloma Garcia-Lee

他はいつも通り。

Paulさんはカッコイイし少し低めの声で中々よかったのですが、Music of the Nightの一番の見せ場、最後のNight...の部分の高音がHughの美しい伸びと比べてしまうと…物足りない。Hughを楽しみにしていただけにショックが大きすぎて、いつもならきゃあーどきどき!となる部分もうーん…となってしまっていて。いやもちろんよかったんですけど、よかったんですけどね、はい。うん。次こそはHughで見たいです。Paulはラストシーンの迫力や怪人の見せ場で見せ切れてない感が大きかったかな、と。

今回の公演では何がよかったって、ラウルです!ラウル!元々のBroadway CastであるKyleもハンサムだし甘いマスクのちょっと強気の王子様っぽくて好きだったのですが、Gregの"Can't it be..."の部分でもうズキュン。ド好みの声で、ビジュアルもKyleとはまた違うハンサム君!かっこいい!

All I ask of youはそこまで好きなナンバーと言うわけではなかったのですが、Gregのしっとりとしてて、それでいて力強く張りのある感じにもう!もう。こんなイイ曲だったんだ、と思わされました。そのあとシャンデリアが落ちてくる時にかばう姿にもドキドキしっぱなしでした。Kyleごめんなさい、Gregの方が好きです。

この日は母が風邪気味だったので帰ってきましたが、今思えばGregにサインを貰っておけばよかったかな?今後Gregに活躍してほしいものです。Understeadyではもったいない実力!

というわけで今回の感想はここまで。

次は5月5日に一列目センターで見ます。楽しみ!Hugh、待っててくださいね!