初Jesus行ってきました。

 4月29日(日)の午後3時公演に行って参りました。


Andrew作品、Jesus Christ Supter Star!BroadwayのNeil Simon Theaterで上演中のこの作品、実はAndrewが初めて手掛けたミュージカルだとか。


ルームメイトが現在のBroadway Castのバージョンのジーザスが大好きで、毎日ユダ役のJosh Youngにキャーキャー言っております。

この日のCast

Jesus Christ...Paul Nolan
Judas Iscariot...Josh Young
Mary Magdalene...Chilina Kennedy
Pontius Pilate...Tom Hewitt
King Herod...Bruce Dow
Caiaphas..Marcus Nance
Annas..Aaron Walpole
Simon Zealotes....Lee Siegel
Peter...Mike Nadajewski

でした。ジーザス処刑のシーンでの鞭を持った男以外はいつものメンバーのようです。

以下感想。

Jesus Christ Superstarはルームメイトが好きという事だったので、前々よりCDで予習をしてからの観劇でした。ルームメイトに借りて最初に聞いたのはたぶんこれ?です。曲がハイライトで入っているので大体主要な曲は覚えていたのですが、ちょいちょい名曲が抜けている模様。劇場でアレ?こんな曲あったっけ?ステキ!と何回も思わされました。

BroadwayのNeil Simon劇場は少し小さめ?なのですが、そのおかげか、それとも舞台装置のおかげかわかりませんが、すごく音がお腹に響いてきました。曲のアレンジもとてもいい!ロック調だけどくどくないというか、うん。とにかく耳に残る曲だなあという印象を受けました。Andrewは同じ作品の中で同じメロディーを何度も使うのが特徴かなと思います。それも、対照的な歌詞や対照的なシーンで使う。それがイイ。

Jesusはセリフがほとんどなくすべて曲で進むので、1幕からすでにあいた口が塞がらない状態でした。けれど2幕!これはもう比べ物にならない程の衝撃。Last Supper、Gethsemane、The Arrest、Peter's Denialの流れはもう切なすぎて胸が苦しく、Jesus役のPaulさんのシャウトに近い、叫びにも似た歌声、Judas役のJoshの苦しみながらも力強い歌声、Peterの裏切ってしまった事に自責の念を感じている演技。すべてが素晴らしかった。ユダがジーザスが傷つけられている所で止めに入ろうとするところもいいですね。
このあとKing Herod's Songで少し気が休まったかと思ったら、この後のJudas' Death。息をするのを忘れてしまうかと思うぐらいにショックでした。色んな意味で…。舞台装置?というかあそこの演出、すばらしい。心臓がドキッとする感じでした。あれは見ないとわからないな…。口では説明できない…。

そして最後。Trial Before Pilateの39 Lashesでは、後ろの電光掲示板をフルに活用した演出で、1回、2回と鞭が振るわれるたびに胸がいたくなりました。心がえぐれてこっちがしんでしまうかと…。そしてSuperstarではユダ役のJoshの迫力とブルーのラメラメスーツに圧倒され、最後のCrucifixionではひたすら涙を流していました。Paulさんの演技…鳥肌ものです…。それに加えてマリア役のChilinaがいい味出してるんですよね…りりしくて。キレイ。

と、ひたすら思った事を書き綴ったわけですが。

見終わった後は、人生初の出待ちにチャレンジしました!
私のルームメイトが出待ちの達人?で、ジーザスもすでに何度か出待ち済み。一緒に待っていたら、何人かのキャストに覚えられているルームメイトが挨拶されていてびっくり!彼女の一番好きなJoshにも覚えられていてGlad to see you here!なんて言われてましたw
私も何人かのキャストと写真をとって、メインのPaulさんとはルームメイトと3人ショット!いい写真が撮れました。しかし個人的に可愛い!と思ったのはPeter役のMikeさん!にこにこと優しい笑顔で、写真を撮るときは背の高さを私に合わせてくれました。ステキ!次に見に行く時はPeterにもっと注目しよう、と心に誓いました。

そしてこれが戦利品?のキャストのサイン入りPlayBill!宝物です。