SFC修行のついでに推しの聖地に行った話 後半
後半を書く！と思い始めて早いもので半年がたってしまった…。
無事にSFCカードもゲットして今年からは優待受けまくりだ～と思っていた矢先、COVID19のせいで何処にも行けなくなってしまったので、まだラウンジに行ったり優待レーンに並んだりできてない…。
という訳で、旅行欲を昇華するために、書き損ねていたアイルランド・ロンドン旅の後半レポートを書いて行こうと思います～。
推しの聖地を巡って一泊した後、すぐにダブリンから出発してロンドンへ向かった私。
その晩はなんと、レ・ミゼラブルの20周年？コンサートのリバイバルのコンサートのチケットを取っていたのです。
キャスト表はこちら！！
何名か当時のコンサートのキャストもいらっしゃって、やっぱりウェストエンドで見るミュージカル最高だな～～！！と大興奮。
その晩は以前にも泊まったことのあったホステルに宿泊して、宿泊費は節約したよ。
そして翌日、大好きな相方にお土産買うぞ～～！！ということで朝からヴィヴィアンウェストウッドの元祖、ワールドエンド店に行ってみた。
日本人のお客さんが多いみたいで店員さんも日本語喋れたりして、びっくりしつつ買い物してワールドエンド限定品を購入。
買い物を済ませてお腹が空いたな～と近くでお店を探していたら、何やら可愛らしいお店を発見したよ！
The Ivy Chelsea Gardenというレストランで、季節によって折々の綺麗なデコレーションで店先を飾っている様子。
わたしが行った10月は秋だったということで、秋仕様のデコレーションがすごく可愛かった！
食べたのはローストビーフのサンドイッチとホワイトオニオンスープ！スープはトリュフとマスカルポーネ使ってあってトーストしたブリオッシュが添えられててすごく美味しくて…！また別の時期にも行きたいなあ～。
お腹を満たしたあとは家族へのお土産を買いに、はじめてリバティへ立ち寄ってみた。外装から既に素敵～～！
キルティングが趣味の祖母にリバティの生地のプレゼントを買ったり、色々見て回ってリバティ内のカフェでお茶もした。
レモンケーキというものを頼んだはずがクロテットクリームの山にショートブレッド刺さっててエ！？ってした。周りにあるソースがすっぱくてレモンで、そこがレモン要素…！
ヘビーすぎて食べれないのでは！？って心配になったけど、レモンですっきりして美味しく食べられた！（食べきれなかったけど…）
また食べたいな～。
と、そんな感じでロンドン巡りも日中で終わって、そのままホステルで荷物をピックアップして空港へと直行！
夜10時ごろの便でタイへ飛んで、タイの空港で8時間つぶさなきゃいけないから、マンゴージュース飲んだりマンゴー食べてもち米食べたり、免税で気になってたコスメかったりして有意義な時間を過ごしたよ～！
かなり強行スケジュールでめちゃくちゃ疲れはしたんだけど、好きなキャラの聖地に行って好きなもの食べて好きなミュージカル観て好きな人たちの為にプレゼント買って、ここ好きそう！これ好きそう！って次の旅の妄想して、ってするのが楽しくて一人でも充実してた。
次の海外旅行はかなり先になりそうだけれども、今のうちに色んな旅雑誌とかブログとか見て、沢山旅行欲高めておきたいな！
というわけで！！暫くは海外旅行のブログは書けなさそうだけど、道内旅行とかしてその記事が書けたらいいな～。
ではでは！
SFC修行のついでに推しの聖地に行った話 前半
SFC解脱してからもう3週間近く経って、現在は絶賛SFCカードの到着待ち中。
修行の最後の旅路は推しの聖地に行った、と軽く前回の記事でも触れたんだけど、その話を少し詳しく書いていこうかなと！
まず私の推しについてご説明していこうと思う。
私の推しはアイルランドのケルト神話の大英雄、「クー・フーリン」。
TYPEMOONより展開されているfateシリーズに登場するイケメンキャラ。
THEイケメンでありながらもその面倒見の良さと男らしさから、女性だけじゃなく男性からもかなり人気があって「アニキ」（通称ニキ）とも呼ばれてる。
数年前にこのキャラクターに出会ってから、久々にキャラクターグッズを買い集めたり、元となったケルト神話を読んだり、そのキャラが身に着けている衣装っぽいモチーフのアクセサリーを集めたりと推しを全力で愛でていた。
そんな中で今年始めたSFC修行。効率がいいフライトないかなあ、と色々と調べながら「折角だしついでにウィーンに戻ったりしたいなあ（学生時代留学していた）」なんて思いつつ、ヨーロッパ便を探していて以下の記事を発見。
めちゃくちゃいいじゃん！！タイ経由！！となり、ヨーロッパ行きを夏ごろに決意した。
ただウィーンに行こうとするには時期が悪い。5月前後は大好きな白アスパラがあるし12月ならクリスマスマーケットはあるけど、10月末しか行ける日がないし…。と、悩んでいた。
で、そんなとき、推しの二次創作に出会い。いわゆる現代パロディと言われるジャンルのその二次創作、舞台がアイルランドで、アイランドの素敵な風景や食文化が魅力的に描かれているものだった。
「そういえば、推しが神話上で死んだときに身体をくくり付けたという逸話が残っている石もアイルランドにあるし、推しに関連する聖地がいっぱいあるみたいだったな…。シェパーズパイとかボクスティ食べたいし、クラダリング欲しい…こりゃ行くしかないわ！！！」と急遽アイルランド行きを決意！！
行きの旅程はこちら。
新千歳空港→タイ・バンコク（8時間トランジット）→ヒースロー空港→ダブリン空港→バス移動でダンドーク（空港より少し北）→徒歩1時間で推しの石があるところまで移動
まず初めてのタイ航空とバンコクのスワンナプーム空港の感想から！
タイ航空、総合的にエキゾチックだね。ずば抜けていいわけでもないけどまずまずで、ご飯もまずまずだった。ぽっぷんか～だけ覚えた。
降りて最初に思ったこと「暑い！！」だったよね。そりゃ出発地点の新千歳が5度前後だったところから、30度近いタイに着いたら暑い。早速ダウンジャケットとか着ていたものを脱いだ。
本当はタイ市内まで遊びに行ってみたかったけど、到着時間が夕方の4時近い事、換金のめんどくささ、そのあとの旅程の長さを踏まえて今回は空港です過ごすことにした。
待ち時間に食べたグリーンカレーとマンゴージュース、美味しかった。
残りの待ち時間は持ち込んだゲームを進めたりしてつぶしたんだけど、汗をかいてしまったのでお金を払って有料ラウンジのミラクルラウンジのシャワーを利用。その後深夜0時近くに飛行機に乗り込み、ぐっすりと眠って、朝方ロンドンへ到着！ヒースロー空港でBritish Airwaysでダブリンに。ここまで遅延など特になく順調。
そこからアイルランドで有名らしいバス、Eireannで推しの石の最寄のバス停まで移動。ここまでが乗り物で移動できる最後の道のりだった…。
その後の道、車で5分程度なのにタクシーアプリで探しても近くにタクシーもおらずで、渋々徒歩1時間歩く歩く歩く。
何もない道な上に、農地なのでめちゃくちゃ牛の香りがしました…。
普通は皆さんレンタカー借りて回ったり、現地の旅行会社のプライベートツアーを組んだりで回るみたい。（個人ツアー見積もったら6万だったので自分で回れるだろ！！ってやめた）
歩き終えた先にやっと！！あった！！石！！
めっちゃ、石！！
記念に写真を撮ったらとっても神々しい写真が撮れた。推し、太陽神ルーの息子で光の御子って呼ばれてるんだけど、めちゃくちゃ太陽の加護感じる…。
折角ゆかりの地なのでFGO(Fate Grand Order)というソシャゲでガチャを引いてみたけど、推しは出ませんでした…。
と、やることやったのでダブリンまで行ってホステルにチェックインしようとまた歩き始めたけど、しんどい…と憂鬱にしていたら哀れに思ったのか優しいおばあさんがバス停まで届けてくれた。ありがたい。
ダブリン市内まで戻って、夜の観光地巡り！テンプルバーエリアに行ってレストラン入って、シェパーズパイ（ミートソースとマッシュポテト重なってるやつ）を食べつつキルケニーっていうアイルランドのビールを飲んだよ！（グラスはギネス）
その日はそれで疲れたので就寝。
次の日は朝から推しのゆかりの地へ。まずはダブリンの中央郵便局にある推しが死んだときの銅像（石に身体をくくり付けているところ、死ぬとき倒れないで立っているぞという男らしい逸話）の写真をぱちり。ミニチュア版が郵便局内の店舗に売ってたのでお土産に購入。
その後は市内にある壁画を見てきたよ。推しが生まれたところから死ぬところまでが描かれている…尊い。
近くにトリニティカレッジもあったので、ついでに噂の図書館を見てきたよ！
圧巻…。（そして写真が下手…）
その日のランチは気になっていたボクスティというアイルランドの郷土料理、ポテトの生地のクレープみたいなのに具が挟まってるやつ食べました。めっちゃ気にいった！家でも作ってみたい。あとアイルランドの蜂蜜酒のミードの炭酸割り。ミード、ハネムーンの語源にもなった飲み物らしくてロマンチックでセクシーだな～って気にいってる。
その後はお目当てのクラダリングを探しに街中を散策。ケルティックノッドっていう、ケルトの模様（推しの服についてる模様）が入ったデザインが欲しくて探し回って、無事に気に入るデザインを購入できた～！
と、この日は実は夜にロンドンのウェストエンドでレミゼのコンサートを見ることになってたので、アイルランド観光は実質丸1日のみでロンドンへと移動！
長くなったのでロンドン移行はまた別で書こうかな。
後半へ続く。
2019年、新千歳空港拠点のSFC修行解脱
2018年の10月、SFC修行をやりますと宣言してから早いもので1年が経過…。
宣言からちょうど1年、修行開始から丸10ヶ月、無事にANAのプラチナステータスに到達しました～～！ひゅ～～ぱちぱち。
これでANAのSuper Flyer Cardへの申し込みが出来るようになり、ANAの生涯上級会員になる権利をゲットしたわけだ。なんだかとっても成し遂げた感がある。（まだ申請書取り寄せてるところで物理的には持ってないんだけど）
とはいえ、殆どが修行を意識したコスパ重視の便じゃなく、個人的な旅行とか友人に会いに行ったりしただけだから、あまり参考にはならないかも？
あ、新千歳空港拠点の修行僧が少ないから、そういう意味では新千歳空港拠点で修行考えている人がいたら部分的には参考になるかもしれない。
では、私のSFC修行の行程はこちら！！
①シカゴ→成田、成田→新千歳 復路便(ANA)
2018年の12月末に往路で札幌→シカゴまで飛んでいて家族に会いに行っていて、復路便が2019年の1発目のフライトだった。片道で約9万円、2300PPぐらいなのでPP単価はかなり高いしコスパは最悪だったよ！
②新千歳→台湾 往路(Eva航空)
こちらは出張で取った往復便だったのだけど、片道しかマイル加算されるシートのクラスじゃなかったので残念ながら片道だけ。約2000PPかな？
③④新千歳→成田 往復(ANA)
なんの用事だったか記憶があやふやだけど友人に会ってきたはず…。往復で1500PPぐらい。
⑤⑥新千歳→中部 往復(ANA)
これは完全に修行。新千歳空港を拠点にしての修行だと一番中部国際空港との往復がコスパがよくて、セントレア側でも札幌からのお客さん積極的に呼びたいらしくてキャンペーンやって地下道に広告はったりしてた！
これですね、セントレア道民割
https://www.centrair.jp/special/campaign/hokkaido/
結局わたしは使ってないキャンペーンだけど、これからの方はぜひ活用してみて欲しい。
この時ははじめての名古屋だったので、名古屋城行ったり、ひつまぶし食べたり、太郎太刀見に行って刀剣だ～～！ってしたよ。
往復で約1800PPなので、東京往復よりPPも多いし、Super Valueで約8000円とかで片道買えちゃうのでPP単価が8円、9円に出来た。
⑦⑧新千歳→羽田 往復(ANA)
これも友人に会ったりしてたやつ。
⑨⑩新千歳→広島 往復(ANA)
フォロワーさんで推しのドマイナーCPが被っている奇跡の出会いをした方がそっちの方だったので、遊びに行ったやつ。新千歳→広島便、実はかなり高コスパ！PPが往復で約3000PP、Super Valueで予約すれば片道1万円くらい！なので、PP単価は6～7円だった！
まぁ、強いて言うなら新千歳発の便は深夜便か早朝便しかないのがネック。空港近くのビジホが1泊5000円ぐらいだから前日入りして、丸1日観光、その次の日の早朝戻りって感じのスケジュールにせざるを得ない。1日観光しないで深夜便→宿泊→早朝戻りの修行でも十分高コスパだと思われ。
⑪⑫新千歳→中部 往復(ANA)
安定の中部往復。観光する元気がなかったので、空港で名古屋コーチン親子丼食べてゆっくりした。往復で約1800PP
⑬⑭新千歳→伊丹 往復(ANA)
これはLINEで登録してたANAのアカウントからタイムセールの連絡が入ったから友人に会いに行ったやつ。タイムセールの便はPPも少し下がっちゃうから往復で約1300PP、2万円ぐらいだった。
⑮⑯⑰⑱新千歳→中部 往復x2(ANA)
ここが一番修行っぽかったかも、中部空港往復を2日連続でしたやつ。観光する元気がなかったので空港で名古屋グルメを食べてゲームしてた。きしめんとかエビフライとか食べたよ。往復で約1800PPx2回。
⑲⑳新千歳→羽田 往復(ANA)
友人と会ったやつ。往復約1500PP。
㉑㉒㉓㉔新千歳→羽田、羽田→シンガポール 往復(ANA)
はい！！修行っぽいやつだよ！シンガポール！羽田→シンガポール往復はプレミアムエコノミーで取って、現地で母親の誕生日祝いをしたよ。（母がついてきた）
国際線の場合は国内線の乗り換えのおまけが安く取れるのがいいね。往復で約9000PPで、13万円くらい。単価は14円ぐらいだからとてもコスパが良い訳でもないけど一気にPPが貯まるのはよかった。
㉕㉖新千歳→羽田 往復(ANA)
友人とディズニーハロウィンに行く為にPP単価度外視で取ったやつ。往復約1500PP。
そして最終の旅～～～！！
㉗㉘㉙㉚ 新千歳→バンコク、バンコク→ヒースロー 往復(タイ航空)
これ、一番過酷だったやつ…。タイでのトランジットが8時間あるっていうのが結構ネックだった。しかも実は最終目的地はアイルランドのダブリンだったので、この後さらにヒースロー→ダブリン便に乗ってて…。（スターアライエンスでいいのがなかった）
わたしが今ハマっているコンテンツにfateシリーズというものがあり、その推しキャラクターであるケルト神話の英雄「クーフーリン」のゆかりの地をめぐる一人旅だったんだけど…。（話すと長くなりそうだしこれも別記事書こうかな…。）
行きたい場所がダブリンから更にバスで1時間のところ、から更に徒歩1時間のところだったので、家から出て最終目的地に到達するまで35時間ぐらいかかった。頑張った。
あとは乗り換えがヒースローだし、ってことで別日についでにロンドンにも寄って、ウェストエンドでミュージカル「レ・ミゼラブル」の25周年コンサートのリバイバルコンサートを見てきたので久々の海外ミュを見れたのはよかったな～！
これはタイ航空で往復2万PP！過酷ではあったけど、一人旅じゃなくて二人旅とかなら余裕で時間つぶせる気がするし、長く有給取れるよって方にはおススメかも。新千歳発で一括で2万PP貯められるのは大きい。
と、以上で無事5万PP到達してSFC修行解脱！！となったわけでした。
片道しか換算してないのもあるし出張の分もあるから正確ではないけど、PP単価平均11円ぐらいで修行終了。スカイコインも活用してたので、持ち出しは50万以下で終われた。あんまり難しく考えず旅行ばっかりしていた割には悪くないかなということにしておく。
新千歳を拠点にしての修行のブログとかって数えるほどしかなくて、ANAのセールとかでもあまり安くなったりしないし、人気観光地なせいで逆に修行がやり辛い場所ではあるなって感想。参考になるかはわからないけど、これが少しでも新千歳空港拠点のSFC修行僧の参考になればいいな。
P.S.
修行を経て、思ったことを一つ書いておく。
ミュージカル界隈とか、自分がフォローしてる人の周りでは割とポピュラーな「マイル修行」だけど、それ以外の人たちからしたら本当に未知の領域なんだなって改めて感じた。
特に上司とかは「マイルってどうやって使うんですか？」ってタイプの人なので、本当に狂った人間を見るような目で見られたし、そうじゃない職場の人には「へーｗｗさすが金持ちｗｗ」というような反応をされたりもした。いや、わたし、あなたと同じ職場だからそこまで劇的に給与に差ないよね。親のスネ齧りって思われているんだろうか。
自分で稼いだお金で家賃や生活費を賄って、自分で稼いだお金でしてることなのにな。
勿論、親のおかげで1人での海外旅行に抵抗もないほどの経験をさせて貰えてるから、全く恩恵がないとは言わないし、恵まれているとは思う。けど、「海外旅行ｗ金持ちｗｗ」とか、海外旅行の写真とか見聞きした経験を話した時に「自慢乙ｗｗｗ」って思う人たちは世間には沢山いるんだなあってことを改めて実感した。
どんな話題でも、話す場所と相手を選ばないとね。
2019年、SFC修行することを決めた
つい先日まで20代のうちにSFC修行したいな～なんて言っていたのに、色々あって来年に修行することを決めた。
有言実行出来るよう、記録して逃げ道を塞いでおく。
海外ミュージカル関連で繋がっている方は旅好きな方が多いので「マイル修行」と聞いてピンとくる、もしくは既に修行経験者の方が多いかな…？
念のため、SFC修行ってなんぞや！という方のためにリンクをぺたり。
（説明下手な私の文章を読むより、経験者のまとめを読んだ方が分かりやすいはず）
掻い摘んで説明すると、
・1年間集中的に飛行機に乗りまくってポイントを貯める
・5万ポイント貯めて申請するとSFC（Super Flyers Card）が貰える
・それがあると一生涯のANA上級会員でいられて、ラウンジが使えたり諸々の優待がある
という感じかな。
大好きで憧れているお姉さまが、こんなブログを書いていたので私も修行のきっかけをまとめておく。
まず、上記でも書いたように、憧れのお姉さまの桜花さんがマイル修行されていたのを眺めていて、そんな彼女に後押しされたからというのは大きい。
私は人生初の海外旅行は0歳のハワイで、それから年に2回は海外旅行をする環境で育ち、そのまま海外に住んだり留学したりでかなり飛行機に乗る回数は多かった。
とはいえ、私個人は「ビジネスに乗るならその額で複数回LCC旅行したい」と思うタイプで。
ユナイテッド航空の劣悪（失礼）なアメリカ国内線での乗り換えを数十回としてきたし、ド田舎の何もない空港（マジで何もない。パン少し売ってるスタンドしかない）で丸1日遅延されてその末にキャンセルとかも経験したし、「別に体力あるし安けりゃ何でもいいよ～」と思っていた。
上級会員やビジネスクラスやプレミアムシートに対する優遇も、経験したことがなかったわけじゃない。
幼少期はビジネスクラスで旅行に連れて行ってもらったりもした。最近でも、海外出張が多くてマイルが余っている実父から、留学の際の往復の飛行機チケットをプレミアムエコノミーやビジネスクラスで用意して貰っていたり。（ヘルシンキの空港のラウンジ、楽しかった！）
母はスターアライエンスの上級会員だったので、ラウンジに一緒に入らせて貰ったり、一緒の飛行機に乗ったのに「あっ！ママ、アップグレードして貰えたからあっち行くね！ばいばーい」とビジネスクラスのゾーンに吸い込まれていく姿を何度も見てきた。
それでも私は「ラウンジは好きだけど、入らなくても平気。保安検査場に並ばされるのも慣れてるし。暇つぶし出来るものはいつも持ち歩いてるし。」と思っていて、ANAカードで買い物して陸でマイル貯めてたまーに国内旅行に使えればいいかなぐらいの気持ちだった。
（ここまでの流れが桜花さんと似すぎているのだけど、引かないでほしい）
そんな私がなぜ唐突にマイル修行しようと思ったかというと！！
①海外出張のある仕事についたから
マイルを貯めさせて貰えるとは限らないのだけど、2018年は長距離の海外出張が2回あって、両方ANAで押さえることが出来たのでちょっとマイルが貯まった。
来年も、今わかる範囲で2回は（短距離・長距離）海外出張がある。それを有効活用しないのは勿体ないかなあ～と思った。
（勿論、出張だけで5万ポイント貯められるほど飛び回る仕事ではないのだけど、折角の数千ポイントを無駄にするのは勿体ない）
②早めに解脱すれば、それだけ人生で優待を受けれる回数が増える
しがない会社員なので正直そんなに余裕がある生活をしているわけではないけど（赤裸々）、何だかんだ年に複数回プライベートでも飛行機に乗るので、早めに優待を受けれるようになるのは悪くないかなと思った。
北海道に引っ越してきてしまったので、ミュージカルを見るのにもディズニーランドに行くにも飛行機に乗らなければならないしね。
あとは、北海道に引っ越してきた理由であった祖母が2018年8月に亡くなってしまったので、完全な独り暮らしになったこともある。配偶者がいるわけでもなし、子供がいるわけでもなし。自分の為だけに時間を使えて体力がある今のうちにやっておかないと、この先出来るかわからないと思った。
お金はかかるけど、この先の人生の長さを考えれば実質この課金はほぼダダだ！！！！！
③2019年を生きる目標が欲しいから
高校生の頃は、「いい成績をとってこの大学のこの学部を目指して」という母の希望がざっくりとした目標だった。大学生の頃は「無事に大学を卒業する」が目標で、その過程で「留学して」と言われればそれが目標になった。
努力家ではないし、飽き性なので何かに向かってがむしゃらに熱中することが出来ない私はとりあえず「母の求める水準を満たす」を目標として生きていたのだ。
大学を卒業してからは最愛の祖母が病に倒れてしまったので自発的に彼女の傍に移住することを決め「祖母に恩返しをする」を生きがいにしてきた。
2018年8月その祖母が亡くなってから、何を目標に生きればいいのか、やや指針を失い気味。祖母が居たころは親戚一同、お正月に北海道に集まるのがうちの過ごし方だったのだけど、それももうない。
そこで2019年のお正月は、アメリカの実家で迎えることにした。母は現在アメリカに住んでいるのだけど、もう少しで本帰国してしまうし、最後のアメリカの実家を堪能する。
と、先日ここまで決めてふと気付いた。2019年は1月から早速国際線に乗る！！！ということに。
私は単純なので「じゃ～～～もうこれは！！2019年！！SFC修行結構するしかないでしょ～～～！！」となったわけである。
通常修行をすることを決めたら綿密にリサーチして、決行の前の年の夏から翌年分のプレミアムクラスを安く抑えてポイントの単価抑えるみたいですね…。
そう思うとかな～～～り出遅れたんだけど、まあ、出張もあるしなんとかなるでしょ！と信じて、ゆっくり2019年修行しようと思う。世間の修行経験者の皆様のように1～6月の間に解脱！とはいかないと思うけどのんびり進めていくので、見守って貰えればと思う（？）
P.S.
北海道発の修行コースでおすすめあったら教えてください。
2018年7月 BW観劇記録
ふと気が付いたら社会人になって1年が過ぎていた。
5年前から今までのブログはですます調で書いていたけど、これを機に文体を変えて行こうかな～なんて思う。
私は飽き性なので全くブログが続けられず、更新が途絶えてしまう傾向があるし、自分の拙さが嫌で衝動的に過去のものを消してしまったりする。
そんな中で、何だかんだこの観劇記録は高校の時から消さずに残っているから不思議だ。
最近は住んでいる場所が観劇向きじゃないことも相まって、ミュージカルに対する熱意はBWに通い詰めていた頃や、Mark Seibertを熱烈に推していた時に比べると落ち着いている。
とはいえ、WEやNYに何かしらの用事で行くと「おっミュージカル見てこ！」となるので、やっぱりまだ好きなんだなーって思い知らされる。もう少し気軽に海外ミュが見れる環境に行きたい。
と、前置きはここまでにして、7月にNYに行った際に見たKinky BootsとSleep No Moreについてざっくり感想を書いていこうと思う。
【Kinky Boots】
念願のキンキー！！！
周りにファンがたくさんいるのに中々タイミングが合わず見れてなかったのだけど、とうとう見れた！！
私が見た日のLola役はJ.Harrison Gheeさん。めちゃくちゃハマり役だった…男らしいのに女性らしいスタイルとお顔だった…。表情が艶っぽい。
内容に関しては、直近で見てたのがウィーンミュージカルとWEでのレミゼというヘビーめの演目だったから、「うわ～～BWだ～～～！！いいぞこの圧倒的にファンキーでギラギラな感じ～～！！最高～～！！血が滾る～～！！肉体美～～！！ハイヒール！！！」と心からわくわくした。
歴史や恋愛がメインの作品も大好きだけど、Mamma Mia!とかみたいな、観客も合わせて踊りだしたくなるような演目も、Chicagoみたいな肉体美とダンスで圧倒される演目も大好き。
日本国内の三浦＆小池コンビのやつもクリップ見て気になってるので、再演するなら見たいな。（再演するってどこかで読んだ気がするけどもう終わったかな…後で調べよ）
見終わった後にハイヒールで街を練り歩きたくなった。
予習してたのもあるけど一番好きな曲はSex is in the heel！めっちゃ楽しい…。
また見たいなーってしみじみ思った！
【Sleep No More】
お恥ずかしながら、友人に誘われるまでSleep No Moreのことはっきりと認識しておらず。後々思い返したらgossip girl内でもちょっと話題にされてたっぽい…？
こちらはミュージカルではなくて、観客も参加するタイプの作品。説明が難しいのだけど、とりあえずチケット購入の時点からホテルへのご招待という形でメールが届いて、来場すると仮面が貰える。
観客は公演中の3時間はこの仮面をしなきゃいけなくて、一言も話しちゃだめ。
ビルの数階全部が舞台になってて、沢山の役者がそれぞれ違う部屋で違う物語を見せてくれる。
楽しみ方はそれぞれ。ずっと同じ部屋に残ってその部屋で起こる出来事だけを拾うのもあり、一人のキャストをずっと追いかけ続けてその人の物語だけ拾うのもあり！
てな具合なので、ぶっちゃけ1度じゃ全く何が起きてるのかもわからない！
人と一緒に行ってもグループをわけられてしまうので一人ぼっちにされるし、建物内は薄暗いのでビビりな人は結構きついかも知れない。私はびびりながらも3人ぐらいのキャストを追いかけてストーリーを拾ってみた。
公演後、同じ日に行った人とお互いが見たものを照らし合わせていくと、そりゃもう見たものが全然違う！
「え、自分もそのシーンみたかった！」「もっと謎を解きたい！」という気持ちにさせるので、リピーター率が高いみたい。
注意点としては、追うキャストによっては完全に脇役なのでメインのストーリーが全くわからないこと。私はそれをやらかしてしまい、3時間走り回ったのにストーリーが全然わからない上に真っ暗闇で怖い思いをしたので、話を照らし合わせる前は「何だったんだ…疲れた…」という感想だった。
ネタばれが嫌じゃなければ予習をすること、複数人で一緒に行って話を照らし合わせること、疲れてない日に行くこと、暗闇に免疫を付けること。
これらが出来ればとっても楽しめると思う！
今年のUSJではこれを真似た体験型のアクティビティをやってると聞いて、ちょっと興味がある。来年もやるのであれば、行ってみたいな。
と、そんな感じで久々のNYでの観劇（？）を楽しみましたとさ。
またしばらく観劇はお預けになりそうだけど、気が向いたらディズニー関連や旅関連の記事も増やしていこうかなと考え中。
2016年その他観劇/鑑賞
Shikaneder以外のお話です。
10月11日ウィーン交響楽団によるコンサート
知り合いからチケットを譲っていただき、初めてクラシックのコンサートに行ってまいりました。
クラシックやオーケストラについて詳しい訳ではない私でもわかる程に、音の粒が揃っているというか一体感があって素晴らしいなと感じました。さすがウィーン。最後に演奏されたのがクラシックの中でも大好きなボレロでとても嬉しかったです。
10月14日 Evita（Marjan Shaki&Drew Sarich）
中国からの留学生の子にせがまれてのでチケットを取ってあげて一緒に行ってきたのですが、観劇マナーを知らない子だったらしく、観劇中にスマホをいじり続けられて精神が削れてしまい、集中して見れなかったが残念です。（席が少し離れていて注意できなかった）
Marjanは少女ばかりを演じているイメージがあったので、Evaのような役がとても新鮮に感じました。しかし一児の母になっただけあって、少女から大人の女性の色気まで出せていて、いいなあと思いました。しかし声が甘めなので、新鮮ではありましたが、やはり個人的には彼女の少女役の方が好きです。そしてDrewのChe、素晴らしい。やはり彼の歌唱力や演技力は圧倒的ですね。声のハリや伸びが一級品です。盛り上げる所としんみりとするシリアスな描写での歌声の使い分けもとても良かったです。
10月17日 MayaさんBDコンサート
これも素晴らしかった！全体で4時間はあったのではないかと思われる程長かったですが、数十人のミュージカルキャストさんがMayaさんの誕生日を祝いに来ていて、様々なミュージカル楽曲をやっていました。Mayaさんの歌うエリザ曲を生で聞いたのが初めてだったので、感動して涙が止まらず…。親日的なコメントもとても多くて、一緒に日本にコンサートで来たキャストさんたちとの日本トークが多くて嬉しく思いました。何よりラスト、11人のトートによる最後のダンスが豪華すぎてもうニヤニヤが止まりませんでした。さらに客席でスマートフォンのバックライトを付けてペンライトの様にゆらして、Mayaさんにみんなで星を見せたのも素敵でした。そんな素晴らしい日に一緒にMayaさんの誕生日を祝えて幸せだと思いました。
12月3日 Disney Fantasiaコンサート
初めて映像付きのコンサートをいうものを見ました。Disneyというタイトルはついていますが、所謂ディスに―キャラクターが出てきたのはほんの一部。メインのFantasiaと、ドナルドとノアの箱舟の映像だけでした。それ以外はディズニーが提供しているアニメーションに合わせて行われるクラシックコンサートという感じでした。しかしダイナミックな映像に合わせて一流のオーケストラ楽曲が聞けるというのも味があっていいなあと。家族連れが多く、子供のクラシックへの入り口としては素晴らしいチョイスだよなあと感じました。
そういえばFantasia、昔からこわいという風に感じていたのですが改めて、壮大なオーケストラで聞くと、とてもこわいですね！迫力がすごかったです。
映像付きコンサート、遠めの席でも楽しめると言う利点があるので、今後もリーゾナブルな席があったら行ってみたいと思います！
以上が2016年の秋冬の感想でした。
2016年 Shikaneder感想
お久しぶりです。
感想が溜まってしまったので2回観劇したShikanederを同時に紹介したいと思います。
9月28日、Shikanederプレビュー公演見てまいりました。
昨晩ワールドプレミア見て参りました。バッチリ出待ちまでして来ましたよ〜〜 ネタバレ回避で詳しくは書きませんがマークファンは胸きゅんしちゃう作品でした！ pic.twitter.com/tjR7yIQLGr
— μ (@myueros) 2016年9月29
ツイートでプレミアという表現をしてしまっていますが正確にはプレビューです、失礼しました。
いやもうですね、素晴らしかったですよ。
かの有名なモーツァルトのオペラ、魔笛の裏で起きていたシカネーダー夫妻の愛の物語。
それをStephen Schwartzの楽曲、そしてMichael Kunze氏によるドイツ語歌詞にのせて歌い上げる作品です。
以下ストーリーネタバレするのでOKな方のみどうぞ！
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