25周年記念公演@Royal Albert Hall DVD

 

25周年記念公演@RoyalAlbertHall DVD見ました。通算4回ほどw

 この時のキャストは

 The Phantom...Ramin Karimloo

Christine...Sierra Boggess

Raoul, Vicomte de Chagny...Hadley Fraser

Carlotta Guidicelli...Kiera Duffy

Monsieur Firmin...Barry James

Monsieur Andr?...Gareth Snook

Madame Giry...Liz Robertson

Meg Giry...Daisy Maywood

 です。

 以下感想。

 

まず25周年公演の何がすごいって、あの人数ですね。マスカレードの時に特に驚きました。Broadwayでは人形を使っているような所も、全部人間なんですから。衣装は各国のカンパニーから借りてきていたようです。もちろん日本やBroadwayも!だからいつもは一人しかいないモンキーが沢山居たわけですw

最初のHannibalの部分でアレ?こんな素敵な人いたっけ!と思わされたマッチョのお兄さん。 Sergei Polunin、今回25周年記念に特別に呼ばれたゲストだそうです。バレー界では有名な男性バレーダンサー!バレーに関しては全く知識を持たない私がスゴイ!と思うのですからこの人はきっとすごい人です。

25周年記念公演は舞台袖が無いので、出入りがすごく大変そうでした。あとカーテンも無いので、後ろにある電光掲示板?でカーテンやお墓を映し出していました。オケは珍しく上の部分にあり、シャンデリアも落ちません。Broadway版に慣れているとだいぶ違和感かも?Hannibalで出てくるゾウによじ登るシーンもゾウが出せないので無く、ナイフを掲げる動作に変わっていました。あとは怪人がクリスティーヌを地下に連れて行った後の部分、クリスティーヌが鏡の奥にあった自分の人形を見て倒れてしまう部分も、ただ怪人の歌声を聴いて気絶に変わっています。ですがこのシーン。この25周年版だと、怪人がクリスティーヌをお姫様だっこして船に寝かせ、自分のきていたマントをかぶせます。ああ、すてき!お姫様だっこが好き過ぎて、Broadwayで倒れたクリスティーヌを放置する怪人が物足りなく思えましたw そしてこの地下のシーンでのSierraの、怪人に耳元で歌われてとろーんと夢心地な顔をする部分。ここの彼女の表情と、最後付近のPoint Of No Retrunでの彼女の表情の違いに驚かされます。違う人見たい!彼女独特のキレイだけど甘い声がとても好きです。クリスティーヌの中では彼女が一番好きかも。

1幕の終わりでシャンデリアが落ちてこないのは少し物足りなかったですが、それ以上に素晴らしいRaminSierraの歌声と演技力。私はBroadwayHughが大好きなのですが、Raminもさすが25周年記念公演でファントムを演じるだけあるなと思わされる程素敵な怪人でした。歌もそうですが、表情…動作でしょうか?演技力も素晴らしい。最後にクリスティーヌがキスをした後の怪人の反応や、「Christine...I love...you...」の部分などはもう涙で画面が見えません。本当に切ない。Raminの歌声は心に響くものがありますね。

そして何より最後が豪華でした。Andrew Lloyd Webberが登場し、初代カンパニーや関係者を紹介。「My angel of Music」と彼に呼ばれ登場したのは、AndrewCatsで出会い結婚し、彼女の為に『オペラ座の怪人』という作品を作ったと言われている女性、初代クリスティーヌSarah Brightmanが歴代のLondonCanadaのファントムと一緒に歌うというサプライズ。そして最後に美味しい所を思っていくRamin!すごく素敵でした。思わずテレビに対して拍手してしまうほどにはw

Raminの演じるPhantomをいつか生で見てみたいものです。

とにかく25周年公演は素敵でした。すばらしかった!これからもどんどん歴史を重ねていって欲しいです。