Wien Musicalfest 09/24/2016

久々の更新です。

 

高校時代にNYに滞在していた際に様々なBWミュージカルを観てきた私ですが、その後は日本の大学で大学生活を送っていました!

 

日本では中々に海外ミュージカルに触れる機会が得られず、もっぱら『2.5次元ミュージカル』として名高い『ミュージカル テニスの王子さま』の3rdシーズンの観劇に明け暮れ、時に東宝でロミジュリやエリザを観劇したり、来日ミュージカルコンサートに足を運んだりといった生活でした。

 

大学ではドイツ語を積極的に学び、現在はウィーンに1年間の留学をしています。

 

と言うわけでウィーンミュージカルに触れる機会に恵まれた私は、嬉々として先日行われたウィーンミュージカルフェストに参加してきました。

 

 

ウィーンミュージカルフェストでは無料で様々なアクティビティが提供されており、私が参加したのは野外コンサート、シカネーダーのシーンのプレビュー、衣装の試着です。

 

 

 

Twitterにも書いた通り、あまりに早く着きすぎてしまった為に1時間ほど近くのカフェで時間をつぶしてから野外ステージへ。

野外ステージの前にはすでにミュージカルファンの方々が集まっており、ステージ上ではマイクテストとしてリハーサルが行われていました。リハーサルでもすでに盛り上がる観客と、マイクテストならではのお茶目な替え歌などを歌うキャスト達を見れてお得な気分でした。

 

野外コンサートのセトリ

1. Eiladung Zum Ball : Drew Sarich

2. Wenn Ich Tanzen Will :Oedo Kuipers & Ana Milva Gomes

3. Gold von den Sternen: Ana Milva Gomes

4. Wie wird man seinen Schatten los: Oedo Kuipers

5. Jung, schön und geliebt : Marjan Shaki & Drew Sarich

6. Don't cry for me Argentina: Marjan Shaki

 

順番がうろ覚えで申し訳ないのですが、曲目とキャストは間違いないはずです。

ウィーンで再演していたMozart!は見ることが出来なかったのですが、M!キャストによる私が踊る時を見れてとても嬉しくなり、初めて生で見たOedo Kuiper氏の儚げな表情や歌声に魅了されてしまいました。

 

 

 

元々M!のDVDを買う予定だったのですが、彼のおかげで決意が固くなり、帰りにちゃっかり購入して帰りました。笑

 

衣装の試着では一目散にエリザベートドレスの元へ。1人で行ったので写真は係りの方にお願いして取って貰い、1人でも意外となんとかなるものだなと思いました。

 

シカネーダーのシーンプレビューは屋内でオケ付きで行われたのですが、すさまじい人気で、第1回は人数制限で入れず、第2回を待つことに。待っている間にお土産コーナーでM!のペンケースを無料で貰い、ドネーションをしてきました。

 

その後シカネーダーのプレビューを見たのですが、事前に公式から動画があがっていたTräum Großから始まり、3曲ほど紹介されました。観客もとても喜んでおり、曲が終わるごとに大きく歓声が起こっていました。個人的に大ファンであるMark Seibert氏の今回の衣装と髪型がとても好きで、曲調もMarkの甘い歌声に合っていて、終始わくわくどきどきしている次第でした。

 

Schikanederの宣伝をメインに行っているようで会場ではトレードマークになっている赤いハートの風船を配っており、それがあまりに可愛かったため、私も頂いて帰りました。開場ではグッズの10%割引もあったので、ポスターや買えていなかったMarkのSo far!というアルバムを購入。風船を背後に浮かせて紙袋を持って帰宅しました。

 

 

 

VBWからメールが届いており、ミュージカルフェスの期間中は現在上演中のEvitaとSchikanederの40%割引になるということでしたので、帰宅後にさっそく両方のチケットを購入。

 

Musicalfest,1人でも十分楽しめる内容で大満足の1日でした。

ウィーンに到着してから3週間ほどですが、さっそくウィーンを謳歌しています。

 

 

Wien版Elisabeth 6/16(日)

久々の更新です。記事を書くのが億劫になってしまって、あれから見たいくつかの作品(Once,Chicago,Phantom of the Opera with Sierra Bogges,宝塚版ロミオとジュリエット東宝エリザベートwith Mate Kamaras,42nd Street)についてのブログは書けずにおりました。

今日は見てからしばらくたってしまいましたが、私がこよなく憧れて、見にいく一年半も前にチケットをとって見た念願の作品について書きたいと思います。

キャストが発表される前にチケットをとったのは私にとって異例の事。しかしチケット購入から一ヶ月後に発表されたキャストは、私の愛してやまない、ウィーン版のロミオとジュリエットでティボルトを演じたMark Seibertだったのです。 

彼を見る為だけに…というわけでもないですが、高校卒業の記念に母と二人でヨーロッパ旅行。その中間にウィーンに滞在し、エリザベートを観劇しました。

ショーを見る日の昼はシシィ・ミュージアムに立ち寄り、実在したシシィの事を沢山学びました。私が尊敬してやまないウィーンミュージカルのブロガー、spaさんもおっしゃっていたように、ミュージアムで昼間に止まっていた時間が、夜になって、ミュージカルとして動き出すかのようでした。


キャストについて。当日のキャスト表を見るまではヒヤヒヤしていましたが、当日も無事にMarkがTod(トート)を演じるという事で一安心。到着して配られたキャスト表を見てほっと胸をなでおろしました。
ウィーンの劇場はとても綺麗で品があって、外にバースペースが設置されていました。ブロードウェイや日本では会場の中に設置されている事が多い気がしますが、外っていうのも素敵ですよね。


ブロードウェイのように観光客がいないせいか、品のある服装をした紳士淑女が多いように感じられました。観光のガイドブックにも載っていないですし、本当にミュージカルが好きな人が集まる場所のような気がします。

会場の中で配られたその日のキャスト表はこちら。

Elisabeth...Annemieke Van Dam
Der Tod...Mark Seibert
Luigi Lucheni...RIccardo Greco
Kaiser Franz Joseph...Franziskus Hartenstein
Erzherzogin Sophie...Dagmar Hellberg
Erzherzog Rudolf...Lukas Perman
Rudolf as Kind...Radovan Jovic
Herzog Max in Bayern..Christian Peter Hauser
Herzogin Ludovika/Fr.Wolf...Merle Martens

さて。お気づきの方はいますでしょうか…。

そうなのです。なんとこの日のルドルフ 、本来発表されていたAntonではなく、あのルカス・ぺルマンが演じる事になっていたのです! 9月からのシーズンでルドルフを演じる事になったニュースは聞いていましたが、それがはやまって6月5日からもうルドルフをやっていたとかで…。まさかウィーン版のロミオとティボルトの共演が見られるとは思ってはいなかったので嬉しくて仕方がなかったです。しかもLukasとMarkは大学時代からの友人とかで…。最高のコンビです! ルドルフといえば、色んなシーンでモブとして登場するとかなんとか。今回こそは見逃すまいと、目を皿にしてさがしました!


では内容の方に。

まず最初、席が2列目だったのもあり圧倒的迫力に驚かされました。幕が上がった瞬間から、体に響くオケの音も、目の前で踊るキャストの迫力も何もかもがすごくて。感極まってその時点で号泣でした。 プロローグでの動きは日本に比べてさらに人形っぽい動きだなと感じ、その動きのキレの良さにも戦慄。 そしてルケーニに呼ばれ登場したMarkを見て、また目から滝のように涙がこぼれました。 もうなんといいましょうか!感無量ですね。 Markはツアーの時のCDよりさらにうまく、慣れているように感じられました。甘い歌声の中にある力強さ…そこにさらに安定感が加わって、色気がむんむん。 Mateの時よりさらにオケがロック調になっていたように感じました。 Annemiekeのシシィもかわいらしく、さすが若いだけあって、幼いシシィが似合っていました。 彼女の高音もツアーの時より安定していて、"私だけに"を歌っている時の声の伸びはとても綺麗だと思いました。
あ、そしてルカス。最初の親戚が集まっているシーンでもこっそり出ていたり、カフェのシーンでもひたすらコーヒーを飲んでいたり、ミルクでも民衆にまぎれていたり…!それもしれっとした顔で登場するので、思わず笑みがこぼれました。
第一幕の中で印象に残った事と言えば、愛と死のロンドでしょうか。これは今回のウィーン版から追加された曲だったので、Markが歌っているバージョンを聞くのがその時が初めてでした。以前誰かの感想でMarkのトートはシシィへの愛が足りない気がすると読んだ事があったのですが、その点は解消されたように思いました。Annemiekeのシシィに対するMarkの視線といったらもう…!こっちがうっとりしてしまうような表情でした。
外にあったポスターで言うとこのあたり…





二幕の最初ではルケーニが客席の間を歩きキッチュを歌いながら、お土産を投げるのですが…なんとこのお土産をキャッチ!!!



たぶんチョコレート?だと思うのですが、まさかキャッチ出来るとは思って居なかったので嬉しかったです。一生の記念品。 他にもルケーニが客席にいるマダムにウィンクしたりと、かなりノリのイイ場面でした。

二幕で個人的に一番よかったと思うのはやはり大好きなルカスとマークの闇が広がるでしょうか…。美麗な二人の一挙一動に目を奪われました。二人の歌声、ハモり、さすが長年友人をやっているだけあって息がぴったりだったと思います。魂を奪うキスの所とか、こっちが息が止まってしまう感じで…。とても素敵でした。

Annemiekeもこのころになると、エリザベートとして、女帝としての威厳が出てきます。彼女は高い声の方が得意な印象がありましたが、女帝としてしっとりと歌い上げ、表情も年老い、憔悴したように見えました。若いのにさすが…。 この時のフランツもかなり実力派だったように思います。彼の皇帝としての凛とした歌声と、エリザベートの歌声。私はあまり夜のボートのシーンは好きではなかったのですが、この時はじいんと胸に響きました。

と、時間がたってしまったのであまり細かく書けなくてごめんなさい。

この日の観劇の後は念願の出待ちをして、Lukas、Mark、ルケーニ役のRiccardoGreco、フランツ役のFranzikus Hartensteinと写真をとり、サインを頂きました。
皆優しく好青年でしたが、特にMarkに驚きました。あんなにクールでワイルドでカッコいい!イメージの彼ですが、舞台を降りた姿は優しくて、声もさわやかに甘い感じで…。たどたどしく英語で話しかけた私に優しく対応してくれて、「日本から来たの?今度そこへいくよ」と言ってくれました。残念ながら私はウィーンミュージカルコンサート2には今回参加出来ず見に行けなかったのですが、その折と今までの想いを込めたファンレターをMarkに渡しました。 あんなにビッグスターなのに気取らずファンを大切にしているウィーンのスターたち、本当にステキです。 Lukasも、日本にファンが多いので日本語で話せるようで、私たちが日本人という事に気付くと、「日本の方ですか?」と日本語で話しかけてくれました。ルカスは去り際に、「またね」と言っていってくれて、ああ、ウィーンミュージカルコンサート2で会おうと言うことか… と、嬉しいような悲しいような複雑な思いになりました。けれど、総合的に見て、もうなんとも言えないくらい幸せな観劇でした。またいつか、Markの歌声を生で聴ける日が来るのを心待ちにしたいとおもいます。

私をウィーンに連れて来た母へ、沢山の感謝をこめて。

5月13日(日)3時公演 JesusChristSuperstar

今日も今日とてALW氏の作品を見て参りました。

ミュージカル好きの友人と私合わせて3人で朝早めに出発し、先日紹介したEatalyでパスタを食べました。美味しかったー!
と、肝心の観劇。今日もJCSの友人と彼女の愛しのJoshを見て参りました!
いやあ、今日のJoshはすごかったです。母の日のせいなのかそれともTony賞後初のJoshだったからなのかはわかりませんが、気合いの入り方が違う。いつにもまして演技にも歌声にも磨きがかかっていました。
この日のCastはMary Magdaleneが代役でしたがそのほかは大体一緒。そしてこのMary役のMelissaという子はアンサンブルの中でも際立って重要な役をやっていた子で、友人があの子いいよねーと言っていた子!いやあ、よかったです。調べてみるとどうやらカナダで結構活躍していた子のようで…。なるほど、と思いました。
 
Jesus Christ...Paul Nolan
Judas Iscariot...Josh Young
Mary Magdalene...Melissa O'Neil
Pontius Pilate...Tom Hewitt
King Herod...Bruce Dow
Caiaphas..Marcus Nance
Annas..Aaron Walpole
Simon Zealotes....Lee Siegel
Peter...Mike Nadajewski
 
キャストは以上。
 
以下感想。
私にとっては2度目のBWでのJCS。今回は最前列センターで見ましたが、いやあもう、言葉に出来ない迫力です。何度聞いてもオケが素晴らしい…お腹に響く重低音。最初のJudasの動きもBWならではで、Jesusへの敬愛があらわれていてとてもイイと思います。
 
2度目となると、前回より余裕があって見るところも変わってきます。他のバージョンも見ていたりするのでそことの違いとかに着目したり…。とにかく今回のBWキャストは誰がいいって、Joshの演技ですかね。彼、重要なシーン、たとえばI Don't know how to love himやJudas's Death、Damn for all time/Blood moneyのあたりではボロボロと涙を流すんです。Jesusに対して。その涙を見ているとこっちまで泣けてしまう、そんな姿で。JudasからJesusへの愛が痛いほど伝わってきました。
 
そして個人的にお勧めなのがPeter役のMike!彼のPeterが私ほんとに好きなんです。Peter will denied me...と言われた時の表情とか、Peter's denialのラストの部分やCould we start again pleaseとか…好きな所がありすぎる!Jesusを敬愛してやまないのに、流されて否定してしまう。そんな自分が情けなくて、後悔して涙する姿。ああもう。Peter!こっちが泣いてしまいます。Could we start again pleaseのハモりも泣けて泣けて仕方ありませんでした。
 
あとBWで特徴的なのはSimonでしょうか。今日の彼すごく良かったです。狂信者、Jesusのいう事ならなんでも信じますという感じがとても伝わってくる力強い歌声とダンス!熱いです、歌も踊りも。
あ。忘れてはならないのはHerodとPilate!BWのHerodはもう。もう。いいですよ彼。すごーくすごーくHerodという感じがします。他で映像を見たりもしましたが、BWのHerodになじんでしまうと他では見れませんね…。というぐらいハマり役です。出てくる度に観客が『キャー!アハハー』という反応。楽しいシーンですね、あそこは。和みます。そしてPilateも渋くてカッコイイ。私が見た映像のPilateは熱い熱血男という方が多かったのですが、しぶいダンディなおじさま…なPilateはすごくいいです。初め冷酷な感じから最後にはJesusを尊敬して助けようとする感じ。たまらないですね。
 
はい。
今回も出待ちというかサインをお願いしにキャストを待ったのですが、みなさん優しい!一列目で見ていたのが印象的だったのか「一列目で見てたよね?」と言ってくださる方が居たり。前回のPOTOの時といい、私ってそんな印象的な顔で見てるのかな…と不安になります。嬉しいからいいですけど。
 
いやあ、素敵です。BWに来れる環境に居られて幸せです。
 
そしてこんな素敵な経験をさせてくれる母へ。Happy Mothers Day!
 
 
入口に張ってある写真です。左からPilate,Peter,Jesus,Simon,Mary!
ああ、やっぱりPeter役のMikeさんがかわいいなあ。すきです。だいすき。
JCSはアンサンブルが少ないので地味にTempleのシーンや他のシーンでスーツ着てたりノースリーブのパーカー着てたりカッコよかったです。

5月5日(土)2時公演

 この日はあいにくの曇りでしたが、ちょっと遠出(?)して以前母と行ったEatalyに一人で行ってみました。Grand CentralからTimes Squareまでシャトルで行って、RのラインのDowntown Brooklyn行きに乗って23 Broadwayで降りると目の前にありますこの場所。

Eatalyイタリア系の食品やキッチン用品を取りそろえていて、日本にも進出しているらしいですね。そろっている食材はどれもおいしそう!値段は少しお高いですがその価値はあるかと思われます。グルメなかたは是非行ってみるといいかと!

この日は4ドルぐらいのパンナコッタと6ドルぐらいのプロシュートのサンドウィッチを食べました。ここはジェラートも美味しいので食べたいと思ったのですがいかんせん寒かったのでやめておきました。あと前回も食べられなかったパスタにチャレンジしようと思ったのですがまたしても並んでいて、そこまで頑張る気にはなれず断念。いつか食べたいなー。

パンナコッタ。下にコーヒー系のムース?が入っていて美味しかったです。

そしてこの日もオペラ座の怪人を見にいく私。ええ、だってHughが大好きなんですもの。6月にもしかしたらHughの契約が終わってしまうかもしれないという噂を聞いて、最後に一列目で彼を見たい!と思って、この日見にいく事になりました。

 

大好きなMajestic Theater

前回3列目で見た時は残念ながらHughじゃなかったのでびくびくしておりましたが、この日は無事にHughで見る事が出来ました!

キャストはこちら

The Phantom Of The Opera...Hugh Panaro

Christine Daae...Marni Raab

Raoul, Vicomte de Changy...Kyle Barisich

Meg Giry..Kara Klein

Carlotta Giudicelli...Michelle Macconnell

Madame Giry...Cristin J. Hubbard

クリスティーヌ役の子は普段は月曜日や水曜日に演じているMarni raabさんでした。個人的にはTristaの方が好きなのでちょっと残念でしたが、彼女も十分上手いのでオッケー。というかHughなら取りあえずオッケーです、私的にはw

先日Hughじゃなかった事がそうとう堪えたらしく、最初にBravi Bravi...Hughの声が聞こえた瞬間号泣。Little lotte...の辺りではKyleには申し訳ないのですが早く怪人に出てきてほしくて気が気じゃありませんでした。そして出て来た瞬間また号泣。ああ、Hughの声だ。Hughだ!と思ったら嬉しくて仕方なかったです。

やっぱり何度聞いてもステキなHughの声。高めの音域だけど独特の息の吐き方というか、色っぽいけど官能的ーという感じでもなく、こう、程良い色気で!何より叫び声が好きです。マニアックで申し訳ない。個人的にHughPhantom of the operaでクリスティーヌの声に酔いしれて髪の毛を整える?仕草をする所がたまらなく好きです。あと"Damn you...!"の流れ!あそこの叫びっぷりとか本当に好きです。

Hughの怪人はなんだか小学生男子っぽいな、と思いました。いやなんといいますか、DVDで見たRamin"Damn you...!"の流れの最後で"Christine..."という時すごくショボンとした悲しい顔で、どうして見てしまったんだ。という雰囲気を出しているのですが、Hughはどっちかというと、ほんとに怒ってる感じ。何で見たんだよ!みたいな。あとカルロッタが蛙の声になってゲロゲロする辺りのHughのテンションの上がりっぷりが少年っぽい。ラストでラウルが来た時"You have truly made my day!"の言い方とかあそこの笑い方とか。クリスティーヌが困ってるの見て喜んでるっぽいといいますか。キスされた後の反応とかも手の硬直の仕方とかが苛めっ子が好きな女の子にキスされてフリーズしてるっぽいといいますか。難しいな。表現できない。けどとにかくHughが好きです。

ラウルはKyleには申し訳ないのですがやっぱりUndersteadyだったGreg Millsが好きだなあと思いました。Kyle、ハンサム君としてBWPOTOファンの中では人気者っぽいんですけどね。声量が足りないかな。All I ask of youあたりでは所々クリスティーヌに負けてる。残念。ハンサムなんだけど少し優男感がありました。ホントに守れる?と心配になる感じ。その点Gregは声量もあったし体格も良かったので守ってくれそう!GregAll I ask of youは終わった直後に拍手喝采される程に良かったですからね。もう一度みたいなあPlaybillを見る限り今月はもう彼がUndersteadyで出てくる事はなさそうでした。

そういえば私がこっそり推しているPaloma Garcia-Leeというメグ役のUndersteadyの子がいるのですが、この子本当に可愛いです。ええ。今日はモブの一人しかしていなかったんですけど、モブの中で一人輝いて見えました。マスカレードでも彼女のお魚さんみたいな衣装が可愛くて可愛くて!たまらなかったです。

そして今回、はつのMajestic出待ち。Majesticは変な所にStage Doorがあるので、観光客が多いPOTOではそこまでして待つ人が居ないらしく誰もいませんでした。しばらく待っていると、さっき話したPalomaが出てきて、思いきって「この間メグやってましたよね?サイン貰ってもいいですか?」と声をかけました。すると素敵な笑顔でもちろん!とサインをしてくれて。ああ、かわいい。と一人で悶えておりました。その後登場したのはKyle!一列目で前のめりになって見ていたせいか私に気づいてくれて、サインと写真をお願いすると素敵な笑顔で応じてくれました。優しい。Gregの方がいいとか思ってごめんなさいKyle、あなたのラウルももちろん好きです。

Hughには手紙とプレゼントを用意していきましたが、その日は夜公演もあるので出てこなかったです。出てこないだろうなーとは思っていたのでさほどショックはなかったです。というか寧ろプレゼントを渡したいのですがと行ったらStagedoorの中の方まで入れて貰えてStage Managerにプレゼントを託せた事の方が驚きでした。びっくり!

もしHugh6月で終わってしまうならこれがBWでは最後のPOTOになるかな5回目のBWでのPOTO観劇、とっても幸せでした。親にいくら感謝してもしたりません。ありがとうございます。

 KylePalomaのサイン入りPlaybillです。たからもの。

4月16日(月)8時公演

 この日は母がNYに出てきていた為に、普段はいけない夜公演に行ける事になりました。母もいるし時間もあるので、絶対にHughを出待ちしよう!と意気込んで劇場に向かったのですが…。

なんと。この日、Hughは急病と言う事で代役だったのです。

Playbillに挟まっている代役を知らせる紙が普段より立派で、それが切なくて悲しかったです。しかもこの日の席、3列目で右側。今まで私が見た中で一番いい場所で、しかも右側なので怪人が沢山来る方だったのです。なのに代役なんて!それも代役だったのは怪人だけではなかったのです。メグジリー、ラウル、怪人と、メインの3人が代役!こんな事ってあるの?っていう程の代役の多さでした。

こんなに舞台に近かったのに…


この日の役は…

The Phantom...Paul A.Schaefer
Christine Daae...Marni Raab
Raoul...Greg Mills
Meg Giry...Paloma Garcia-Lee

他はいつも通り。

Paulさんはカッコイイし少し低めの声で中々よかったのですが、Music of the Nightの一番の見せ場、最後のNight...の部分の高音がHughの美しい伸びと比べてしまうと…物足りない。Hughを楽しみにしていただけにショックが大きすぎて、いつもならきゃあーどきどき!となる部分もうーん…となってしまっていて。いやもちろんよかったんですけど、よかったんですけどね、はい。うん。次こそはHughで見たいです。Paulはラストシーンの迫力や怪人の見せ場で見せ切れてない感が大きかったかな、と。

今回の公演では何がよかったって、ラウルです!ラウル!元々のBroadway CastであるKyleもハンサムだし甘いマスクのちょっと強気の王子様っぽくて好きだったのですが、Gregの"Can't it be..."の部分でもうズキュン。ド好みの声で、ビジュアルもKyleとはまた違うハンサム君!かっこいい!

All I ask of youはそこまで好きなナンバーと言うわけではなかったのですが、Gregのしっとりとしてて、それでいて力強く張りのある感じにもう!もう。こんなイイ曲だったんだ、と思わされました。そのあとシャンデリアが落ちてくる時にかばう姿にもドキドキしっぱなしでした。Kyleごめんなさい、Gregの方が好きです。

この日は母が風邪気味だったので帰ってきましたが、今思えばGregにサインを貰っておけばよかったかな?今後Gregに活躍してほしいものです。Understeadyではもったいない実力!

というわけで今回の感想はここまで。

次は5月5日に一列目センターで見ます。楽しみ!Hugh、待っててくださいね!

初Jesus行ってきました。

 4月29日(日)の午後3時公演に行って参りました。


Andrew作品、Jesus Christ Supter Star!BroadwayのNeil Simon Theaterで上演中のこの作品、実はAndrewが初めて手掛けたミュージカルだとか。


ルームメイトが現在のBroadway Castのバージョンのジーザスが大好きで、毎日ユダ役のJosh Youngにキャーキャー言っております。

この日のCast

Jesus Christ...Paul Nolan
Judas Iscariot...Josh Young
Mary Magdalene...Chilina Kennedy
Pontius Pilate...Tom Hewitt
King Herod...Bruce Dow
Caiaphas..Marcus Nance
Annas..Aaron Walpole
Simon Zealotes....Lee Siegel
Peter...Mike Nadajewski

でした。ジーザス処刑のシーンでの鞭を持った男以外はいつものメンバーのようです。

以下感想。

Jesus Christ Superstarはルームメイトが好きという事だったので、前々よりCDで予習をしてからの観劇でした。ルームメイトに借りて最初に聞いたのはたぶんこれ?です。曲がハイライトで入っているので大体主要な曲は覚えていたのですが、ちょいちょい名曲が抜けている模様。劇場でアレ?こんな曲あったっけ?ステキ!と何回も思わされました。

BroadwayのNeil Simon劇場は少し小さめ?なのですが、そのおかげか、それとも舞台装置のおかげかわかりませんが、すごく音がお腹に響いてきました。曲のアレンジもとてもいい!ロック調だけどくどくないというか、うん。とにかく耳に残る曲だなあという印象を受けました。Andrewは同じ作品の中で同じメロディーを何度も使うのが特徴かなと思います。それも、対照的な歌詞や対照的なシーンで使う。それがイイ。

Jesusはセリフがほとんどなくすべて曲で進むので、1幕からすでにあいた口が塞がらない状態でした。けれど2幕!これはもう比べ物にならない程の衝撃。Last Supper、Gethsemane、The Arrest、Peter's Denialの流れはもう切なすぎて胸が苦しく、Jesus役のPaulさんのシャウトに近い、叫びにも似た歌声、Judas役のJoshの苦しみながらも力強い歌声、Peterの裏切ってしまった事に自責の念を感じている演技。すべてが素晴らしかった。ユダがジーザスが傷つけられている所で止めに入ろうとするところもいいですね。
このあとKing Herod's Songで少し気が休まったかと思ったら、この後のJudas' Death。息をするのを忘れてしまうかと思うぐらいにショックでした。色んな意味で…。舞台装置?というかあそこの演出、すばらしい。心臓がドキッとする感じでした。あれは見ないとわからないな…。口では説明できない…。

そして最後。Trial Before Pilateの39 Lashesでは、後ろの電光掲示板をフルに活用した演出で、1回、2回と鞭が振るわれるたびに胸がいたくなりました。心がえぐれてこっちがしんでしまうかと…。そしてSuperstarではユダ役のJoshの迫力とブルーのラメラメスーツに圧倒され、最後のCrucifixionではひたすら涙を流していました。Paulさんの演技…鳥肌ものです…。それに加えてマリア役のChilinaがいい味出してるんですよね…りりしくて。キレイ。

と、ひたすら思った事を書き綴ったわけですが。

見終わった後は、人生初の出待ちにチャレンジしました!
私のルームメイトが出待ちの達人?で、ジーザスもすでに何度か出待ち済み。一緒に待っていたら、何人かのキャストに覚えられているルームメイトが挨拶されていてびっくり!彼女の一番好きなJoshにも覚えられていてGlad to see you here!なんて言われてましたw
私も何人かのキャストと写真をとって、メインのPaulさんとはルームメイトと3人ショット!いい写真が撮れました。しかし個人的に可愛い!と思ったのはPeter役のMikeさん!にこにこと優しい笑顔で、写真を撮るときは背の高さを私に合わせてくれました。ステキ!次に見に行く時はPeterにもっと注目しよう、と心に誓いました。

そしてこれが戦利品?のキャストのサイン入りPlayBill!宝物です。

Australia verのLove Never Dies DVDとLondon verのCD

 先日やっとLove Never Dies、DVDバージョンを見ました。

Love never dies、あの有名なオペラ座の怪人続編ですね。続編…というか、スピンオフと言うか。オペラ座の怪人ファンの方には、少し抵抗がある作品かも。キャラに対する印象が思いっきり変わります。

友人とオペラ座の怪人25周年のDVDを見ていた所そこに広告が入っていて、Trailerを見てみたところ、どうやら続編!という事で、次の日CDショップを探し回り、友人が購入したLondon VerのCD。キャストは25周年の二人、Ramin KarimlooとSierra Boggessです。やっぱりAndrewと言うだけあって、曲が素晴らしい!オペラ座の怪人の時よりロック色が強い感じですね。Jesus Christ Superstarっぽいかも。

以下、ネタばれになるのが嫌な方はお控えください。DVDの感想、CD(London)との比較になります。
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