Wien Musicalfest 09/24/2016
久々の更新です。
高校時代にNYに滞在していた際に様々なBWミュージカルを観てきた私ですが、その後は日本の大学で大学生活を送っていました!
日本では中々に海外ミュージカルに触れる機会が得られず、もっぱら『2.5次元ミュージカル』として名高い『ミュージカル テニスの王子さま』の3rdシーズンの観劇に明け暮れ、時に東宝でロミジュリやエリザを観劇したり、来日ミュージカルコンサートに足を運んだりといった生活でした。
大学ではドイツ語を積極的に学び、現在はウィーンに1年間の留学をしています。
と言うわけでウィーンミュージカルに触れる機会に恵まれた私は、嬉々として先日行われたウィーンミュージカルフェストに参加してきました。
ウィーンミュージカルフェストでは無料で様々なアクティビティが提供されており、私が参加したのは野外コンサート、シカネーダーのシーンのプレビュー、衣装の試着です。
ミュージカルフェストに早く来すぎました pic.twitter.com/ikNUrzeoRJ
— μ (@myueros) 2016年9月24日
Twitterにも書いた通り、あまりに早く着きすぎてしまった為に1時間ほど近くのカフェで時間をつぶしてから野外ステージへ。
野外ステージの前にはすでにミュージカルファンの方々が集まっており、ステージ上ではマイクテストとしてリハーサルが行われていました。リハーサルでもすでに盛り上がる観客と、マイクテストならではのお茶目な替え歌などを歌うキャスト達を見れてお得な気分でした。
野外コンサートのセトリ
1. Eiladung Zum Ball : Drew Sarich
2. Wenn Ich Tanzen Will :Oedo Kuipers & Ana Milva Gomes
3. Gold von den Sternen: Ana Milva Gomes
4. Wie wird man seinen Schatten los: Oedo Kuipers
5. Jung, schön und geliebt : Marjan Shaki & Drew Sarich
6. Don't cry for me Argentina: Marjan Shaki
順番がうろ覚えで申し訳ないのですが、曲目とキャストは間違いないはずです。
ウィーンで再演していたMozart!は見ることが出来なかったのですが、M!キャストによる私が踊る時を見れてとても嬉しくなり、初めて生で見たOedo Kuiper氏の儚げな表情や歌声に魅了されてしまいました。
Oedo Kuipersさんがモーツァルトからトートになった感想はどう?と聞かれて、まぁ白い衣装から白い衣装に変わったって感じだよねって言っててクスってなった
— μ (@myueros) 2016年9月24日
元々M!のDVDを買う予定だったのですが、彼のおかげで決意が固くなり、帰りにちゃっかり購入して帰りました。笑
衣装の試着では一目散にエリザベートドレスの元へ。1人で行ったので写真は係りの方にお願いして取って貰い、1人でも意外となんとかなるものだなと思いました。
シカネーダーのシーンプレビューは屋内でオケ付きで行われたのですが、すさまじい人気で、第1回は人数制限で入れず、第2回を待つことに。待っている間にお土産コーナーでM!のペンケースを無料で貰い、ドネーションをしてきました。
その後シカネーダーのプレビューを見たのですが、事前に公式から動画があがっていたTräum Großから始まり、3曲ほど紹介されました。観客もとても喜んでおり、曲が終わるごとに大きく歓声が起こっていました。個人的に大ファンであるMark Seibert氏の今回の衣装と髪型がとても好きで、曲調もMarkの甘い歌声に合っていて、終始わくわくどきどきしている次第でした。
Schikanederの宣伝をメインに行っているようで会場ではトレードマークになっている赤いハートの風船を配っており、それがあまりに可愛かったため、私も頂いて帰りました。開場ではグッズの10%割引もあったので、ポスターや買えていなかったMarkのSo far!というアルバムを購入。風船を背後に浮かせて紙袋を持って帰宅しました。
早速ポスターと、買えていなかったM!のDVD、Markのso farを購入してきました。 pic.twitter.com/zveYmuhcAy
— μ (@myueros) 2016年9月24日
シカネーダーバルーンがあまりに可愛くて貰ってしまいました pic.twitter.com/aimwjv6Di1
— μ (@myueros) 2016年9月24日
VBWからメールが届いており、ミュージカルフェスの期間中は現在上演中のEvitaとSchikanederの40%割引になるということでしたので、帰宅後にさっそく両方のチケットを購入。
Musicalfest,1人でも十分楽しめる内容で大満足の1日でした。
ウィーンに到着してから3週間ほどですが、さっそくウィーンを謳歌しています。
Wien版Elisabeth 6/16(日)
5月13日(日)3時公演 JesusChristSuperstar
今日も今日とてALW氏の作品を見て参りました。
5月5日(土)2時公演
この日はあいにくの曇りでしたが、ちょっと遠出(?)して以前母と行ったEatalyに一人で行ってみました。Grand CentralからTimes Squareまでシャトルで行って、RのラインのDowntown Brooklyn行きに乗って23 Broadwayで降りると目の前にありますこの場所。
Eatalyイタリア系の食品やキッチン用品を取りそろえていて、日本にも進出しているらしいですね。そろっている食材はどれもおいしそう!値段は少しお高いですがその価値はあるかと思われます。グルメなかたは是非行ってみるといいかと!
この日は4ドルぐらいのパンナコッタと6ドルぐらいのプロシュートのサンドウィッチを食べました。ここはジェラートも美味しいので食べたいと思ったのですがいかんせん寒かったのでやめておきました。あと前回も食べられなかったパスタにチャレンジしようと思ったのですがまたしても並んでいて、そこまで頑張る気にはなれず断念。いつか食べたいなー。
パンナコッタ。下にコーヒー系のムース?が入っていて美味しかったです。
そしてこの日もオペラ座の怪人を見にいく私。ええ、だってHughが大好きなんですもの。6月にもしかしたらHughの契約が終わってしまうかもしれないという噂を聞いて、最後に一列目で彼を見たい!と思って、この日見にいく事になりました。
大好きなMajestic Theater!
前回3列目で見た時は残念ながらHughじゃなかったのでびくびくしておりましたが、この日は無事にHughで見る事が出来ました!
キャストはこちら
The Phantom Of The Opera...Hugh Panaro
Christine Daae...Marni Raab
Raoul, Vicomte de Changy...Kyle Barisich
Meg Giry..Kara Klein
Carlotta Giudicelli...Michelle Macconnell
Madame Giry...Cristin J. Hubbard
クリスティーヌ役の子は普段は月曜日や水曜日に演じているMarni raabさんでした。個人的にはTristaの方が好きなのでちょっと残念でしたが、彼女も十分上手いのでオッケー。というかHughなら取りあえずオッケーです、私的にはw
先日Hughじゃなかった事がそうとう堪えたらしく、最初にBravi Bravi...でHughの声が聞こえた瞬間号泣。Little lotte...の辺りではKyleには申し訳ないのですが早く怪人に出てきてほしくて気が気じゃありませんでした。そして出て来た瞬間また号泣。ああ、Hughの声だ。Hughだ!と思ったら嬉しくて仕方なかったです。
やっぱり何度聞いてもステキなHughの声。高めの音域だけど独特の息の吐き方というか、色っぽいけど官能的ーという感じでもなく、こう、程良い色気で!何より叫び声が好きです。マニアックで申し訳ない。個人的にHughのPhantom of the operaでクリスティーヌの声に酔いしれて髪の毛を整える?仕草をする所がたまらなく好きです。あと"Damn you...!"の流れ!あそこの叫びっぷりとか本当に好きです。
Hughの怪人はなんだか小学生男子っぽいな、と思いました。いやなんといいますか、DVDで見たRaminは"Damn you...!"の流れの最後で"Christine..."という時すごくショボンとした悲しい顔で、どうして見てしまったんだ…。という雰囲気を出しているのですが、Hughはどっちかというと、ほんとに怒ってる感じ。何で見たんだよ!みたいな。あとカルロッタが蛙の声になってゲロゲロする辺りのHughのテンションの上がりっぷりが少年っぽい。ラストでラウルが来た時"You have truly made my day!"の言い方とかあそこの笑い方とか。クリスティーヌが困ってるの見て喜んでるっぽいといいますか…。キスされた後の反応とかも手の硬直の仕方とかが苛めっ子が好きな女の子にキスされてフリーズしてるっぽいといいますか…。難しいな。表現できない…。けどとにかくHughが好きです。
ラウルはKyleには申し訳ないのですがやっぱりUndersteadyだったGreg Millsが好きだなあと思いました。Kyle、ハンサム君としてBWのPOTOファンの中では人気者っぽいんですけどね…。声量が足りないかな。All I ask of youあたりでは所々クリスティーヌに負けてる。残念…。ハンサムなんだけど少し優男感がありました。ホントに守れる?と心配になる感じ。その点Gregは声量もあったし体格も良かったので守ってくれそう!GregのAll I ask of youは終わった直後に拍手喝采される程に良かったですからね。もう一度みたいなあ…。Playbillを見る限り今月はもう彼がUndersteadyで出てくる事はなさそうでした。
そういえば私がこっそり推しているPaloma Garcia-Leeというメグ役のUndersteadyの子がいるのですが、この子本当に可愛いです。ええ。今日はモブの一人しかしていなかったんですけど、モブの中で一人輝いて見えました。マスカレードでも彼女のお魚さんみたいな衣装が可愛くて可愛くて…!たまらなかったです。
そして今回、はつのMajestic出待ち。Majesticは変な所にStage Doorがあるので、観光客が多いPOTOではそこまでして待つ人が居ないらしく誰もいませんでした。しばらく待っていると、さっき話したPalomaが出てきて、思いきって「この間メグやってましたよね?サイン貰ってもいいですか?」と声をかけました。すると素敵な笑顔でもちろん!とサインをしてくれて。ああ、かわいい。と一人で悶えておりました。その後登場したのはKyle!一列目で前のめりになって見ていたせいか私に気づいてくれて、サインと写真をお願いすると素敵な笑顔で応じてくれました。優しい。Gregの方がいいとか思ってごめんなさいKyle、あなたのラウルももちろん好きです。
Hughには手紙とプレゼントを用意していきましたが、その日は夜公演もあるので出てこなかったです。出てこないだろうなーとは思っていたのでさほどショックはなかったです。というか寧ろプレゼントを渡したいのですがと行ったらStagedoorの中の方まで入れて貰えてStage Managerにプレゼントを託せた事の方が驚きでした。びっくり!
もしHughが6月で終わってしまうならこれがBWでは最後のPOTOになるかな…。5回目のBWでのPOTO観劇、とっても幸せでした。親にいくら感謝してもしたりません。ありがとうございます。
KyleとPalomaのサイン入りPlaybillです。たからもの。